なんだか考えさせられるというか、感動したというか、そんな記事を読みました。
女子高生が感謝状を送られた話
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00010002-saitama-l11
要約すると ある日の夕方、道に大量の新聞や折り込みチラシが散乱していたそうです。
そこに女子高生が自転車で通りかかったのですが、一回は通りすぎたものの「何もしていない自分に辛くなった」と戻り、1人でかき集め続けたそうです。
すごい量だったのでコンビニでゴミ袋まで購入して拾い続けましたが、どうやって持ち帰ろうかと思っていたところ、通報を受けた警察が来てくれたそうです。
通報が「かわいそうだから助けてあげてほしい」というものだったそうです。
で、警察が現れるとほっとしたのか女子高生は泣き出してしまったそうなんです。
それで感謝状を受けたってニュースだったんですが、読んでて心が温かくなりましたね〜。
こういう状況って本当によくあるというか、自分も「見て見ぬふり」してしまうことが本当に多いので考えさせられる記事です。
誰かがやってくれるはず。私がしなくても。
例えば洋服店に行ったら、ハンガーから服が落ちているのを見るとします。
そういうのをパッと元に戻すことができるか・・・。
目の見えない人が杖をついて歩いてさっとサポートするとか、規模は違うにしても根本はこのチラシ事件と同じだと思います。
「誰かがやってくれるでしょう」
と気にはなりつつその場からさっさと離れてしまうこと・・・私も多いです。
でもこの女子高生が言っていたように「何もしていない自分に辛くなった」ってそうなんですよね。
自分に辛くなるんです。
やっておけばよかった。落ちてる洋服を拾う・拾わないで迷って一瞬でも辛い感情を抱くならば、拾ってすっきりしたほうがいい。
ひかれた猫と私
この感情に似ているかわからないですが、「これをしなかったら絶対に後悔する!」と思ったことがあります。
年末に猫ちゃんが家のすぐ側の道路で轢かれて死んでいました。
窓の外から猫の姿が見えます。
うちにも猫がいるし、死骸も見るの怖いし・・・。
自分でなんとかするっていう選択肢はなかったのですが、放置して車に潰されてしまってもかわいそうすぎる状態でした。
日曜なので区役所もつながりません。
でもどうにもほっておくことができず、勇気を出してタオルを上にかけて段ボールに入れました。
このときの感情がまさに「何もしなかった自分に辛くなる」で、誰かに頼みたくもなる状況でしたが、見て見ぬふりして潰れちゃったりしたら本当に心から後悔するところでした。
猫のため・・・っていうのよりも自分のための状況でした。
迷ったときは自分がすっきりする方を選んでいこうと改めて思います。
損もなにもないし。
1円が落ちていたらそれを拾うのにものすごいエネルギーがいるそうです。
さっさと拾ってしまいましょう。
と、感動話に水を差すオチでございました!
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