昨日、臨死体験のことを書きましたが、森田健の「生まれ変わりの村」の①を読み終えました。

森田健さんは結構占い界でも有名で、不思議現象の研究者さんです。
私がその名前を知ったのは易経のクラスで、森田さんも「六爻占術」というオリジナルな易をしていることでお師匠さんが教えてくれました。
マツコの「アウトデラックス」に出ていたことで世間に知られるようになったみたいですね〜。
今まで信じていた事が違う!?
「生まれ変わりの村」は、今のところ①しか読んでいないし今後どんな展開になるのかはわからないですけれど、これまでのきれいな臨死体験の定説を覆すようなことばかりのっていて、ちょっと読みながらびっくりしました。
臨死体験や輪廻転生で言われていること
・走馬灯のように人生を見る
・お花畑に三途の川
・先祖や大切な人が迎えに来てくれる(帰れと言われ、この世に戻ってくる)
・この世に戻りたくないほど気持ちがいい
・あの世で役割を受けてこの世におりてくる。やり残したことがあればそれをするためにやってくる。
スピリチュアルな世界が好きな人ならば、あの世といえばこういうことを思い浮かべるでしょう。
私もその1人です。まあ母親が実際(走馬灯・お花畑・先祖)見てますし。
しかし森田健の「生まれ変わりの村」に書かれているのは・・・
・来世は別に選べない。気づいたら生まれる直前の赤ちゃんになっている。
・先祖など迎えにこない
・あの世はこの世みたいにお金持ちはお金持ち、貧乏は貧乏である。ただ食べ物がいらないし働く必要もなく、ただ魂が休んでいるだけ。
・光の体験やお花畑など誰も体験していない
・どんな死に方をしてもあの世や来世には影響がない
などと定説を覆すようなことばかりでした。
とはいえ、臨死体験はあくまで「死ぬ前の経験」のことなので、死んであの世の記憶をもって生まれた話ではないので、もしかしたらこういうこともあるのかもしれませんね。
一番この本で有名なのが「忘却のスープ」でしょう。
忘却のスープ
忘却のスープとはあの世で死んだ人が飲むスープで、これを飲むと前世の記憶がなく転生する。
飲まないと前世の記憶を持って生まれ変わるというのも。
これはインタビューを受けた人に共通するもので、前世の記憶をもつかもたないかの重要なアイテムとなるもの。
強制的に飲まされるのではなく、飲まないようにすることができるみたいです。
これは2012年公開の『スープ〜生まれ変わりの物語〜』で描かれているみたいですね。
私もみてないのでわからないですが・・・結構な俳優さんが出てることにびっくり!

中国の奥地の村(場所は明かされていない)の人たちで、前世の記憶がある人が多いところなのですが、これはその地域性も関係しているのか、宗教・価値観・文化・言い伝えで染み付いたものなのかはわかりません。
ある種の形態場ができていて、そこの土地に生まれた人たちが集合的無意識で繋がっているために似たようなことになるのかなって感じる部分もありますが、まだ本を全部読めていないのでなんとも言えませんしわかりません。
ただ、最後に書いてあった
また、サツ人をした人は、次はコロされる側になるともいわれました。だから悪いことはするな・・・と。
しかし善悪の概念がなくなれば「やり直し」という概念もなくなるはずです。
スープを飲まない人が増えれば、世界の価値基準は自動的に逆転するはずです。
というのはなるほどなと思いました。
前世を覚えているという事は、その時にしてしまったこと、されてしまったことの記憶を持っているということ。
人の痛みがわかるようになっていればこの世は自然といい世界になっていく・・・といったところでしょうか?
「生まれ変わりの村」は4巻まででているみたいですね。
まずは読んでみたいと思います。
あなたはスープを飲みますか?